グローバルな金融経済の動向を、ユニークな視点を交えてお伝えいたします。

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ウィキリークス問題をどう考えるか

米国の主要なメディアはウィキリークスの問題一色です。数日前にリリースされた中東問題に関する情報などは氷山のほんの一角に過ぎず、これからまだまだ米国などの重要な外交情報が漏れ続けるというのでから、米国の外交関係者にとっては、天地がひっくりかえったような騒ぎになることは仕方ないところかもしれません。

 ウィキリークスによる重要情報漏洩の問題は、人によっていろいろな見方はあるのでしょう。ただ、唯一つ間違いないのは、どのような形でこういったことが起こるのかは別として、隠し事が難しくなることが時代の流れであるということです。

 ウィキリークス創設者で元天才ハッカーのオーストラリア人、ジュリアン・アサンジ氏は、これまで、何度かメディアのインタビューに答えています。彼の人物を評価するのはまだまだ早いのでしょうが、独特の正義感をもってやっているようです。

 彼らのやり方は、少々乱暴で、短期的にはいろいろ余計な問題を引き起こす可能性はありますが、おかげで世界の人々は米国などにはそれだけ大量の機密があり、水面下でさまざまな企みがあったことを知ることが出来たわけです。

 今回のリークでは、イランと他の中東諸国の仲がここまで悪く、米国の武力行使まで求めるほどであることを知ったのも、非常に興味深い事でした。

 個人的には、秘密ごとは少なければ少ないほど、戦争のような大惨事が起こる可能性が減るのではないかという気もしますが、これは少し楽天的過ぎる考え方でしょうか?

 幸か不幸か、今の日本政府には自身のドジな顛末以外にはそれほど重大な秘密はなさそうですし、あってもすぐ漏れてしまいそうな気がします。ある意味、これは時代を先取りしているのかもしれません。(笑)

 情報を漏らされた米国では、ヒラリー・クリントン国務長官が、情報リークに反発し、強く取り締まることを示唆しています。

 アサンジ氏は世界中を隠れ回って、この「事業」を続けているようですが、おそらく米国などは血眼になって彼を探すのでしょう。少しアサンジ氏のことが心配になってしまいます。

 隠し事が難しくなるのは、時代の流れでしょうから、仮に誰か数人を罰したところで、長い目で見ればその流れを止めることは出来ないのでしょう。そういう時代が来ることは、思ったほど悪くないのかも知れないという気がします。
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