グローバルな金融経済の動向を、ユニークな視点を交えてお伝えいたします。

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グレン・グールドの「イギリス組曲」収録風景

 最近、「楽しみと日々」の東谷さんに啓発されて、久しぶりGlen Gouldに聞いています。

 下の映像は、1974年にグールドがバッハのイギリス組曲のレポーディングを収録しているドキュメンタリー「Alchemist」の一部です。イギリス組曲の第一番の4曲目に非常に静かな「サラバンド」という曲がありますが、グールドはこのサラバンドを信じられないぐらい瞑想的で美しく弾いています。そして、サラバンドの後に一転してとてもイキイキした「ブーレ」が続きます。
 
 映像はそのブーレの部分を何度も録音しなおして、部分的につぎはぎしながらレコード(CD)を作っていく様子を記録したものです。グールドはクラシック界にありがちな人工的な加工を嫌い「一回限りの生演奏」という価値観に全く重きを置かない人物で、最終的に自分が気に入る音楽を造るには、どんな技術でも取り入れる考えているようです。そうした考え方がこの映像からよく把握でき、彼を32歳でコンサート活動から決別させたことも納得させれられます。

 グールドは録音は「コンサートの代替」以上のものであると言っていますが、この映像をみれば彼が録音に大変なエネルギーを割いていたことがわかりますし、私たちはそのおかげでグールドの死後30年も彼の演奏を堪能することができるのです。

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